この大会のイベント名にもなっている花形種目・8時間エンデューロ。1日開催になったこともあり、今年は1000チーム以上が参加。スタート前には、ホームストレートにチーム・ソロを合わせて1000人以上のスターターがずらりと並びました。
午前8時、スタートを告げるホーンの音ともに長い戦いの火ぶたが切って落とされました。この日はホームストレート付近で向かい風が吹き、序盤は路面もウエット。さらに時間の経過とともに風が強くなるサバイバルレースの様相に。先頭集団も少しずつ人数を減らし始め、優勝候補の一角も早々に優勝争いから離脱するなど、波乱含みの展開となりました。
8時間総合は、7時間経過時点でロードの部4チームと男女混合1チームの計5チームの争いに。勝負は最終周回のゴールスプリントに持ち込まれました。最後は圧倒的なスプリント力で後続を1秒以上離したチームごった煮が優勝。8時間ロードの部優勝とともに、8時間総合優勝の栄冠も手にしました。男女混合の部は、この集団に最後まで残り8時間総合でも5位に食い込んだエースの下僕が制しました。
ソロ部門では、なるしまフレンドの櫻井一輝選手が後続に1周差を付けて完勝、ロード以外の部は浜南陸が制しました。
一方、パフォーマンス賞争いでは、大がかりな仮装をして走る選手もちらほら。きかんしゃトーマスや宇宙戦艦ヤマト、F1マシーンに仮装するチームもあり、放送席に必至にアピールする姿が印象的でした。




ロードのソロとチーム部門に加え、フラットバー、ミニ・リカンベント、男女混合、ママチャリ、ファミリーとクラス分けの細かさが魅力の4時間エンデューロ。今年は1000チーム以上が出場しました。
8時間エンデューロスタートの3分後、ホーンの音とともに招待選手達の先導で1000人以上の走者が一斉にスタート。序盤はウエットな路面、中盤以降は強い風が選手たちを苦しめますが、上位陣は着実に先頭交代しながらラップを重ねていきます。4時間総合優勝をかけた争いは、次第に強くなる風などによって集団がふるいにかけられ、レース終盤にはソロ6人とチーム部門の3チームに絞られました。この中から残り1周でチーム部門の野原弘貴とActArmyが単独で飛び出し、残るメンバーがこれを必至に追いかけます。野原弘貴とActArmyはそのまま後続を引き離してロードチームの部と4時間総合優勝の栄冠に輝きました。総合2位には、集団スプリントを制したバルバクラブの黒田篤司選手が入り、ソロ部門の優勝も決めました。フラットバーは爆走会、男女混合はEURO-WORKS、ミニ・リカンベントは牧野徹選手、ママチャリはスーパーチャリオブラザーズ、ファミリーは万馬券道場がそれぞれ制しました。
強風吹きすさぶ過酷な気象条件ではありましたが、パフォーマンス賞ねらいの選手も。ニワトリとひよこの親子(?)チームや、囚人服で決めたチームなど、走りを度外視したパフォーマンスが観客を沸かせました。




スズカ8時間エンデューロ秋spの名物となったトロッフェ・バラッキ。2人ペアで鈴鹿サーキットのフルコースを10周走るチームタイムトライアルで、エンデューロとはまた違う魅力から年々人気が高まっています。今年は90チーム以上が出場し、男女ペアや女性だけのペアも目立って増加しました。
上位を目指すチームはTTバイクにディスクホイール、エアロヘルメットという本格的なタイムトライアルの機材を投入するのが常識ですが、今年はかなりの強風だったため、横風に弱いTTバイクでは苦戦する場面も。それでもチームメイトと声をかけあって先頭交代を繰り返しながら、ゴールを目指します。
レースは、岩井商会レーシングが優勝。強風にもかかわらず、フルコース10周を平均時速41.67km/hで駆け抜けました。男女ペアや女性だけのチームもほとんどが完走と、過酷なコンディションを考えるとよく健闘しました。