8時間エンデューロ 4時間エンデューロ トロッフェ・バラッキ



本大会のメインイベントは、何と言っても8時間エンデューロ。今年はロード、ロードソロ、ロード以外、男女混合の4つのクラスに分けて行われ、合計で1000チーム以上が出場しました。
午前8時、inゼリーガールによる号砲とともに選手たちが一斉にローリングスタート。リアルスタートが切られてからは、先頭集団は8分台前半から7分台後半のハイペースを保ったまま周回を重ね、少しずつ集団の人数を減らしていきました。
この日は寒波の影響で、朝のうちは初冬を思わせる寒さに見舞われ、日中もそれほど気温が上がらず、寒さが選手たちを苦しめました。これに追い打ちをかけたのがスズカの冬の季節風、西風。ホームストレート付近では向かい風となり、スタート後2時間経過したあたりからはまるで選手たちの行く手を阻むように激しさを増しました。それでも選手たちは、ペースの合う選手たちと先頭交代を行いながら周回を重ね、着実にゴールを目指していたのが印象的でした。
総合優勝争いの行方は、レース終盤にはほぼ「きょうさん」「DESTRA Aチーム」「KSU」「TSUレーシング」の4チームに絞られていましたが、ここに猛追したのがTeamまるいち上町。一時は40秒以上あったタイム差を2周回で一気に縮めて先頭集団に追いつき、最終周回に突入。この周回で健闘した「まるいち」が脱落し、勝負の行方はゴールスプリントに持ち込まれました。この混戦を制したのは「きょうさん」。
なお、ソロでは櫻井一輝選手が2位に5周差を付けて完勝。2位には12歳の寺田吉騎選手が入り、ギャラリーを驚かせました。ロード以外の部は「浜南陸」が、男女混合は「HAMMER HEAD回遊」がそれぞれ制しました。




8時間エンデューロのスタートから3分後の午前8時3分、4時間エンデューロの号砲が鈴鹿サーキットに鳴り響きました。今年はロード、ロードソロ、フラットバー、男女混合、ミニ・リカンベント、ママチャリ、ファミリーの各クラスに分かれて行われ、およそ1000チームが出場。4時間の選手がスタートしたことで、コース上には2000人近いライダーが同時に走ることになりました。
この日は寒さと強い西風が選手たちを悩ませました。それでも、先頭集団はロードレースさながらに先頭交代を繰り返しながら風をよけながらも7分台後半から8分台前半というハイペースでラップを重ねていきます。一方、パフォーマンス賞ねらいの大がかりな仮装をした選手は、空気抵抗に悩まされながらもマイペースで快(怪?)走していました。
レース終盤になって、総合優勝の行方はロードソロの3選手に絞られました。最終周回で井上大我選手が満を持してアタックを仕掛け、2選手を振り切って優勝。2位に20秒以上の差を付ける圧勝でした。
その他のカテゴリーの優勝チームは、ロードの部が「ActArmyと名岐ベンド」、フラットバーの部が「名交自転車部」、男女混合の部が「青山ロケッツRT」、ミニ・リカンベントの部が「大産大CC-OB-A」、ママチャリの部が「世界のはしや」、ファミリーの部が「MAX SPEED97FA」でした。




2人1組のチームで鈴鹿サーキット・国際レーシングコースのフルコース10周回のタイムを競うタイムトライアル、トロッフェ・バラッキ。すっかりスズカ8時間エンデューロ秋spの名物となった同種目は、タイムトライアルとして見れば本気度の高い種目ではありますが、2人の選手が一緒にコースを走れるとあって、最近女性ライダーにも人気が高まっています。今年は女性ペアも4チーム、男女混合チームも10チーム近く参加し、全部で100を超えるチームが出場しました。
一定の間隔を開けて各チームが順次スタート。フラットペダルのロードバイクで気軽に参加するようなチームもあれば、エアロヘルメットにワンピース、TTバイクにディスクホイールで完全武装する本気のチームもあり、それぞれが先頭交代を繰り返しながら周回を重ねていきます。
この日はホームストレート付近で強い向かい風が吹き続ける、選手にとっては過酷なコンディションとなりました。しかし、上位チームはTT用の機材と日ごろ鍛え上げた脚力を存分に発揮し、風を切り裂くように走り、8分台前半のラップを刻む力走を見せました。
優勝はかつてシマノレーシングやシエルヴォ奈良で活躍した辻貴光選手率いる「Hakusei」。タイムは1時間23分39秒701で2位に45秒ほどの差を付ける快走でした。