アタック120・アタック240


アタック120
時速43km/h以上のハイペースを制したのは、アタックをしかけた山内選手!

鈴鹿サーキットのフルコース20周、およそ120kmをソロで4時間以内での完走を目指すアタック120。今年はホームストレートが追い風で、風が強かったものの、招待選手が集団をコントロールしてかなりのハイペースでレースが進みました。

オープンクラスの上位争いは、2周目からいきなり7分台のラップに突入。終盤も7分台のラップを立て続けに刻み、最終周回までに優勝争いは3人に絞られました。最後は山内譲太選手がアタックを仕掛け、2位の選手をこの周だけで23秒離して完勝。WOMENクラスは、序盤からハイペースを維持した遠松純子選手(DESTRA)が2位の選手に5分以上の大差を付けて圧勝しました。

レース全体がハイペースになったにもかかわらず、オープンクラスの完走率は8割弱、WOMENクラスの完走者は6割弱と、昨年よりアップしました。

アタック240
大会史上最高の完走率。参加者のレベルが向上

ソロで8時間以内にフルコース40周の完走を目指すアタック240。そのハードルの高さもあって、エントリーするのは健脚自慢のサイクリストがほとんどですが、例年完走率はオープンクラスで4割程度、WOMENクラスでは数人完走できるかどうかというハードさです。今年は曇り空で比較的涼しかったこと、ホームストレートで強い追い風となったこと、招待選手のペースコントロールで先頭集団は7分台のラップを多く記録したことなど、かなりのハイペースでレースが進みました。そのためか、今大会のオープンクラスの完走率はおよそ5割、WOMENクラスもも10人中7人が完走するなど、過去最高の完走率を記録しました。

上位陣は、例年通り時間の経過とともに1人、また1人と優勝戦線から脱落していくサバイバルレースの様相を呈し、レース中盤には10人、その数周後には5人、残り40kmほどとなった時点で2人に絞られました。井上亮選手(On the well)が揺さぶりをかけて独走に持ち込み、見事に優勝を果たしました。
WOMENクラスは、宮下朋子選手(TWOCYCLE)が後続を26分半離す圧勝で昨年に続く2連覇を達成しました。

4時間エンデューロ・8時間エンデューロ


4時間エンデューロ
各カテゴリーで熱いバトルを展開。総合優勝争いは最終周回で決着
8時間エンデューロの半分の4時間という競技時間、ミニ・リカンベント、フラットバー、ママチャリなど多彩なクラスが用意されるなど、ビギナーから競技志向の強いハイアマチュアまで人気の4時間エンデューロ。午前8時3分、メイタンガールが見送る中、アタック120の選手とともに一斉にスタートしました。ミニ・リカンベント、ママチャリ、ファミリーなど、早々に盤石なリードを築いて優勝が決定的になるクラスがある一方、最終周回までもつれて目が離せない展開になるクラスもありました。

とりわけ総合優勝がかかったロードの部は、TSU RACINGと鷹組 今度の土曜は反省会? の2チームが最終周回まで競り合うマッチレースに。しかし、最終周回で満を持してアタックしたTSU RACINGが鷹組を振り切ってクラス優勝と総合優勝のタイトルを手にしました。その他のクラスを制したのは、フラットバーはクロスジョーカー、男女混合がWHITE JACK、ミニ・リカンベントがゆるふわ☆とろいてっく、ママチャリがスーパーチャリオブラザーズ、ファミリーがまるいち黒ヘル族でした。

8時間エンデューロ
レベルの高い仮装でギャラリーを盛り上げるチームも
大会名にもなっているメイン種目・8時間エンデューロ。今年は3つのカテゴリーの合計で約720チームが出場しました。
上位争いは熾烈を極め、序盤から集団が縦長になるハイペースで推移し、力のあるチームだけが残っていくサバイバルレースの様相に。残り1時間となった時点で、総合優勝争いはロードクラスの2チームに絞られました。レース終盤、マッチレースを繰り広げていたProject AceがアタックでDESTRAを引き離し、そのリードを少しずつ大きくしていきました。最終的にはリードを4分以上まで広げて圧勝。クラス優勝と総合優勝のWタイトルを手にしました。そのほかのクラスは、ロード以外は一撃、男女混合はギルファルコンBがそれぞれ制しました。

この種目では、8時間仲間とアンクルバンドをつなぎながら全力で勝利を目指す本気モードのチームがいる一方、仮装でギャラリーを盛り上げるパフォーマンスに全力を注ぐチームもいるのが特徴。今年は仮装のレベルが高く、ゲゲゲの鬼太郎の登場人物に扮したチームやコースを回転寿司のレーンに見立てて自らが寿司の仮装をまとってコースを走るチームなど、大いにギャラリーにアピールしていました。仮装を楽しむチームの多くは、8時間終了後の最後の周回で、ホームストレートをチーム全員で走る「パフォーマンスパレード」に参加、最後までレースを大いに盛り上げてくれました。