上位を目指す人も、楽しく走る人も「スズカ、楽しんでます!」

2000チーム以上が参加し、各種目にカテゴリーが用意されているスズカ8時間エンデューロは、他の大会に比べて表彰のチャンスが比較的多いのが特徴。それでも、優勝の栄冠を勝ち取れるのは各クラスでたったの1チーム、1人のみ。見事に勝利を勝ち取った皆さんの喜びの声をお送りします。

勝敗を競うだけでなく、自分の限界にチャレンジしたり、仲間とワイワイ楽しめるのもスズカ8時間エンデューロの魅力。笑顔が印象的だった参加者の皆さんにも、突撃インタビューを行いました。

4時間エンデューロ ミニ・リカンベント優勝

島津 和也選手・宮西 努選手〈ゆるふわ☆とろいてっく〉

超ハイエンドのリカンベント…総額なんと250万円!?

兵庫・大阪から参戦の「ゆるふわ☆とろいてっく」の島津選手と宮西選手。お二人はリカンベントを通じて知り合った自転車仲間だそうです。「もうあり得ないくらい仕事が忙しいので、二人で練習は一度もせずに来てしまいました。トレーニングもほとんどしていませんでした…」と語るのは島津選手。このお二人、4時間エンデューロ・ミニ・リカンベントに初出場のチーム。

リカンベントに熱いこだわりを持つ島津選手にレースの感想を伺うと「リカンベントはカーブに弱いので、直線に全力を注ぎました。直線でロードバイクを一気に抜き去っていくのは気持ちいいですね!」成績は平均時速約38km/h で27周、2位と2周差をつけてダントツの優勝!実は島津選手、愛車に約250万円!?もかけているとか。「4〜5年計画で優勝を目指していたのですが、初出場で優勝してしまったので次の目標を考え中です」と島津選手。ぜひ次の大会でも優勝して2連覇を目指してみませんか?次回の挑戦もお待ちしています!

4時間エンデューロ フラットバー優勝

田口 正美選手・井上 龍廣選手・岩井 博史選手〈クロスジョーカー〉

ロード部門で優勝経験もある、歴戦の猛者たち

4時間エンデューロフラットバー部門の優勝を果たしたのは、スズカ春sp 5回目の挑戦という「クロスジョーカー」のみなさん。過去の大会ではロード部門で優勝経験もあるという歴戦の猛者が集うチームです。リーダーの井上選手にお話を伺いました。「そろそろチームメンバーの年齢も上がってきたので、ロードバイクで表彰台を狙うのはちょっと厳しいかな…と思って4時間フラットバーに変えたんです」

20周回目まで2〜3位だったクロスジョーカー、21周目でトップに躍り出てからはラストまでその位置をキープ。フィニッシュは2位と1.97秒差で逃げ切るという闘いを見せてくれました。実はこのチーム、昨年の春spでは4時間フラットバーで惜しくも2位という成績。今大会での優勝、自信はありましたか?の質問には「正直いって自信はなかったです。でも、今までは気にしていなかった他のチームのタイムを今年はしっかり見ながら走るようにしました!」と、井上選手が熱く語ってくれました。

8時間エンデューロ 男女混合優勝

福田 和重選手・石井 浩二選手・鈴置 卓也選手・福本 里奈選手・杉浦 康之選手〈ギルファルコン B〉

初メンバーで参戦、見事チームワークを生かして優勝!

レース終盤にかけて徐々にトップとの差を縮め、8時間エンデューロ男女混合で優勝に輝いた「ギルファルコン B」のみなさん。昨年の春spで同部門の優勝を果たしたチーム「ぎるふぁるこん」とは違うメンバーとのこと。「今年はチームの1軍が参戦できなかったので、代わりに私たちが新しいメンバーを組んでBチームとして挑戦しました!」とリーダーの福田選手。

実はリーダーの福田選手は大阪、他のメンバーは愛知だそうで一緒に練習する機会はほとんどなかったとのこと。それでも各自毎週トレーニングを積み重ねての優勝!紅一点の女性ライダー、福本さんは「トップとの差を全部リーダーの福田さんが縮めてくれました。他のチームに追い抜かれても、リーダーが走ると毎回トップになって帰ってきてくれたんです!」と熱く話してくれました。福田選手は「優勝できたのはチームワークのおかげですよ!最後まで気が抜けなかったですが、優勝できて嬉しいです」と、少し照れながらインタビューに答えてくれました。

8時間エンデューロ 総合優勝

伊藤 政仁選手・片山 英幸選手・光山 英典選手・平瀬 遼選手・棚橋 俊也選手・野上 太一選手〈Project Ace〉

昨年のリベンジを果たし、初優勝に輝いた強豪チーム

昨年の春spでは1位とわずか0.864秒差で惜しくも2位だった「Project Ace」。今大会ではリベンジを果たし、初優勝に輝きました。リーダーの伊藤選手は「今まで7回くらい参加していますが、今回初めて優勝できました! 事前に立てた作戦もゆるく出走順も1〜3番目くらいまでしか決めていなくて、さらにレースでは私がミスもしてしまったのですが、メンバーみんなが全力でフォローしてくれたおかげで優勝できたと思います!本当にみんなのおかげですよ!」と熱く語ってくれました。

他のメンバーからは「神!」と呼ばれているリーダーの伊藤選手。実はこのチームのメンバー、普段は別々のチームに所属しているそうでスズカ春spで優勝するための特別編成チームだとか。「このメンバーが揃うのは、リーダーの人徳ですよ!」「リーダーは神ですからね!」と、メンバーがこぞってコメントする姿に伊藤選手は「いやいや、コーチをしてくれている櫻井先輩の力ですから!」と照れくさそうに答えていました。

アタック120WOMEN 優勝

遠松 純子選手〈DESTRA〉

充実したトレーニングのおかげでアタック120初出場で初優勝

「スズカは初めてではないものの、今まではチーム種目にしか出ていなかった」という遠松さん。しかも続けて走ったことがあるのは2周程度で、ラップも9分台がやっとだったそうですが、今大会では序盤に7分台の集団に乗ることができたといい、序盤に早々に勝負を決め、2位に5分以上の差を付ける圧勝をおさめました。

「週末にチーム練で男性サイクリストに混じって練習したことと、乗鞍ヒルクライムで優勝した筧五郎さんのローラー練に参加することで、走力もアップし、自信になった」とのこと。今後の目標は全日本選手権出場!と力強く語ってくれました。

アタック240 優勝

井上 亮選手〈On the well〉

おきなわ市民210km3位の実力通り激戦のアタック240を制する

例年実業団プロツアーの選手も出場し、激しい優勝争いが繰り広げられるアタック240。今大会を制したのは、昨年のツール・ド・おきなわ市民210kmで3位入賞を果たした井上亮さんでした。

「学生時代にトライアスロンをしていたので、長距離レースが得意」といい、本大会で何度も優勝している櫻井選手とのマッチレースに持ち込んだ上、アタックで振り切り、終盤は独走で3分半近く差を付けてゴールしました。

「子どもが小さいので、練習にばかり打ち込むわけにはいかないのですが、妻の理解とサポートがあるから走れています。感謝の気持ちを示すために、賞金の使い道は家族と相談して決めます」と家族への感謝も忘れないところが好印象でした。