イベント&トピックス
ロードレース講習会
今年は安全に走るテクニックの説明にも力を入れる

講習内容は盛りだくさんで、出走前のバイクのセルフチェックの仕方、サーキットの危険箇所と安全な走り方などを真鍋選手と向川選手が丁寧に説明しました。今年は特に安全なコーナーの曲がり方や集団走行のコツといったテクニック面の解説に力が入れられました。真鍋選手はコーナーの安全な曲がり方について、
「コーナーリング中は、外側のペダルを下にして脚を突っ張り、同じ側の腕を軽く曲げながらハンドルを支えることで、タイヤが滑りにくくなる。集団で走る時は、クルマのようにアウトインアウトではなく、走行ラインをキープしながら曲がることが重要。怖くて身体が固まると転倒のリスクが高まるので、声を出してリラックスして」
とアドバイス。講習後は3グループに分かれてマトリックス・パワータグの選手たちの先導で試走に出かけました。こうした安全対策のおかげで、今年も大きな事故は発生しませんでした。



招待選手紹介
Jプロツアーの選手やちゃりん娘のメンバーも参加者と一緒に走る

また、表彰式でプレゼンターを務めたちゃりん娘のメンバーも、招待選手として4時間エンデューロを走りました。彼女たちは選手として、またフィニッシュ時のチェッカーフラッグの振り手として、表彰式のプレゼンターとして、慌ただしく活動し、一緒に写真を撮りたいという人にも快く応じるなど、ファンサービスも忘れませんでした。
●愛三工業レーシングチーム
小森亮平選手
●シエルヴォ奈良 MIYATA-MERIDA
小西優大選手 / 徳田鍛造選手 / 高山恭彰選手
●VICTOIRE広島
中川智選手 / 白川幸希選手
●ちゃりん娘
浅野歩選手 / 松本奈々選手 / 詰田朱梨選手 / 萩原綾香選手 / 青山友美選手 / 中村礼選手 / 宮崎奈緒美選手 / 井上うた選手 / 二宮星選手 / 新井杏奈選手
●マトリックス・パワータグ
真鍋和幸選手 / 永良大誠選手 / 土井雪広選手 / 向川尚樹選手 / 橋本凌甫選手 / アイラン フェルナンデス カサソラ選手 / 田窪賢次選手 / 植益和行選手
スポーツマッサージ
今年は快晴でケガのが少なく、レース前後のケアに集中できました
〈NPO法人坂本ボディコンディショニングファクトリー〉




これからレースに挑む人のためのパフォーマンス向上やレースを終え疲労回復を求める希望者がサービスを受けていました。
毎年、たくさんの希望者で長蛇の列ができているイメージが定着してしまったせいか昨年に比べると希望者は少なめで少し並ぶだけでサービスを受けることができたようです。
なかでも多かったのは普段の痛みや疲労を直してもらいに来る人々。エアーマッサージなどもあり、マッサージを受けている人は心底気持ちよさそうにサービスを受けられていました。
スポーツグラスフィッティング
一人ひとりの骨格、リピーターには目の微妙な変化に合わせて細やかにフィッティング
〈南船場 眼鏡&スポーツグラスサロン 眼’z 〉





開始当時はあまり知られておらず、ブースに訪れる人は少なかったのですが今となってはリピーターも多く常に列ができていました。
「ご無沙汰してます」とスポーツサングラストレーナーの井上さんが話しかけると「覚えててくださったんですね」と参列者。その方の最近の視力の変化にも丁寧に対応されている細やかさやが好評の理由だったようです。
〈南船場スポーツグラスサロン 眼’ ウェブサイトはこちら〉
大会公式オリジナルグッズ
公式らしさだけでなく、普段使えるおもしろいグッズも人気
スズカ8時間エンデューロの選手受付横で販売されていた公式オリジナルグッズはキーホルダー、缶バッチをはじめフェイスタオル、トートバッグなど。リーズナブルな価格だけでなく、エジプト、ひげ、お弁当などユニークでちょっと笑ってしまうTシャツも人気でした。
レース開始直後はみんなライドに集中しているため購入する人はまばらでしたが、終了後は次々と買い求める人が訪れていました。
人気があったのは使いやすいフェイスタオル。旧モデルは売り切れ、ニューモデルも次々と売れていきました。若い男性が二人でTシャツを選ぶシーンもあり、普段でも着られるグッズが支持を集めていました。
大会オフィシャルグッズはこちらからも通販いただけます。
〈 SUZUKA 8h ENDURO OFFICIAL WEB SHOP 〉
メカニック
普段あまり乗らない人もレース前にはショップで点検を
〈シエルヴォ奈良 MIYATA-MERIDA〉
サイクルイベントを心から楽しむには、自転車がしっかり整備されていることが必要条件です。しかし、会場への移動中や試走中に急にトラブルに見舞われることがないわけではありません。そんなときに頼りになるのがメカニックです。今年は朝から昼過ぎまで絶えず順番待ちの人が並ぶほどの盛況ぶり。メカニックを担当したシエルヴォ奈良 MIYATA-MERIDAの小渡健吾さんによると、最も多かったのは変速系の軽微な調整だったそうですが、タイヤが劣化していてパンクしたケースやSTIレバーの中で変速ケーブルが断線してしまったケースもあったとのこと。「これらはいずれも大会前にショップで見てもらうことで回避できたはず」と小渡さん。
「特に普段あまり乗らない方は、レース前こそメンテナンスのいい機会です。しっかり整備された自転車で気持ちよく走って、イベントを満喫してください」
〈シエルヴォ奈良 MIYATA-MERIDA ウェブサイトはこちら〉



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