競技方法
8時間・4時間エンデューロ
- 競技は定められたコースの周回を重ねそれぞれ所定時間を経過した後競技を終了し、走行した周回数およびゴール着順により順位を決定します。チーム参加の場合はアンクルバンド(チーム用計測タグ)を次走者に繋ぐリレー形式で走行します。
- スタート時は先着順に整列し、オートバイの先導によるローリングスタートで競技を開始します。
- カテゴリーは種目によりソロおよびチーム対抗とし、8時間・4時間の耐久レースを実施します。それぞれ総合順位賞を設けています。(詳細は表彰についてを参照)
- チーム構成は8時間エンデューロ:2〜6名。
4時間エンデューロ ロード:1〜5名、WOMEN:1名、フラットバー・リカンベント:1〜5名、男女混合:2〜5名、ママチャリ:1〜5名、ファミリー:3〜4名とします。使用する自転車は同一チーム内であれば共有する事が出来ます。 - 競技中の選手交代は、あらかじめ定められた各チームピット前のピットレーンにてチーム用計測タグの交換により行います。選手交代のタイミングは同一チーム内で自由に行え、チーム用計測タグを装着した選手のみ走行できます。
- ピットレーンの出入口を下記の時間帯に一時的に閉鎖します。エンデューロに出場されている選手はその間、交代できませんのでご注意ください。 ピットロード閉鎖時間・シケイン含む
- 規定時間を過ぎてゴールラインを通過し、レースを終了した選手はシケイン手前からピットロードから退出して、速やかに計測タグを返却した後、各チームピットへ戻ってください。
入口:各競技終了5分前〜出口:各ゴール時刻より20分間
アタック240
- 競技はソロでチャレンジする「アタック240」を実施。スタートはバイクの先導により誘導します。バイクからの合図で一斉にスタートする「ローリングスタート」で競技を開始します。
8時間以内にサーキットを40周回(232.28km)走破し、ゴールタイムを競います。 - 順位は規定時間内の周回数で決定します。(なお、同一周回数の場合はゴール順位の優劣により決定します)
- 制限時間終了後は新たな周回には入れませんが、周回途中で制限時間となった場合の周回は有効となり、この周回を含めて40周回走破すると完走となります。
- 周回板の掲示はいたしません。周回数の管理は選手個人の責任とします。サイクルメーターやLAP CLIP(リアルタイム速報)などをご利用いただくか、 ホームストレートのゴールライン後方に設けられた「アタック周回確認所」をご利用ください。メーターやスマホなど操作する場合は必ずピットに停止してください。
- 制限時間内にゴールした選手はコース上に立ち止まらず、シケイン手前から左へ折れてピットロードを通って速やかにコースアウトしてください。完走した選手全員に、完走証を発行いたします。(ゴール後〜17:00まで)選手受付にゼッケンをお持ちください。
- ピットレーンの出入口を下記の時間帯に一時的に閉鎖します。コースとピットレーンとの出入りが出来なくなりますのでご注意ください。
入口:各競技終了5分前〜出口:各ゴール時刻より20分間
- ※長時間のソロ競技ですので補給食や休憩を取ることも考えて、自身の体調管理には十分注意してください。
競技規則
- 本大会は(公財)日本自転車競技連盟の規則に準じ、本大会の特別規則によって実施します。
- 競技規則および競技運営・管理上の規定を厳守してください。
- 競技は、計測タグ使用による自動計測システムにて実施します。もし計測タグを装着せずに競技に参加した場合、成績が表示されませんのでご注意ください。
- 車検は行いませんので、各自責任を持って常に完全に整備された自転車を用いて参加してください。
- スタート地点への移動途中やローリングスタート走行中の無理な追い越しや割り込み等、危険行為、迷惑行為を禁止します。
- エンデューロのスタートはバイクの先導により誘導します。バイクからの合図でスタートする「ローリングスタート」で競技を開始します。
- 全ての競技においてスタート時間に遅れた競技者およびチームは、遅れた時間分をロスタイムとして計測します。
- コースで他の参加者を追い抜く場合、原則的に右側から追い抜くものとします。
- ピットレーン走行中は原則として他の競技者を追い抜く事を禁止します。
- コース走行中、自分の走行ラインを斜めに変更する場合、必ず変更する側の後方確認を行い安全であるか確認することを義務付けます。
- 競技中および試走時間中にコースを逆走することは安全管理上一切禁止します。
- 競技者は、ボトル、スペアータイヤ、修理用具等を携帯できますが、ガラス容器その他危険物を携帯してはいけません。なお、携帯したものをコース上およびその周辺に破棄する事を禁止します。
- 競技中、完走打ち切りは原則として実施しませんが、審判委員および医務員から競技の中止を指示された競技者は、直ちに競技を中止してください。
- 競技は参加申込にてエントリーした選手のみが出場できます。なお事前に大会本部(選手受付窓口)に、参加者変更の連絡を申し出ている場合は、代理人の出走を認めます。
- 競技参加者は競技役員の指示に従ってください。
- 大会開催中、参加者自身の自転車および貴重品等は、各自の責任において管理してください。
- 飲酒による出走を禁止します。
- 危険行為、迷惑行為、規則違反、マナーや風紀を乱すなど、競技者として不適当な行いがあった者(チームやグループ)には警告と周回数減などのペナルティーを与えます。悪質な行為や警告が度重なる場合はレースから除外します。
- 携行した飲食料の飲食はコース走行中も可能ですが、飲食料を補給する場合はピットエリア内で必ず停車して行ってください。第三者からの補給を受ける場合もピットエリア内で停止して行ってください。
- 同一チームで複数名が同時に走行することを禁止します。アンクルバンド(チーム用計測タグ)を装着していない選手は走行出来ません。
※試走・パフォーマンスパレードは省く - ゼッケンや計測タグは決められた方法で指定の場所に取り付けること。
アンクルバンドタイプ計測タグの受け渡しは必ず交代エリアで停止して行うこと。走りながらの取り外しや装着、受け渡しは禁止します。
競技者の装備
- 全ての競技者は落車時に頭部を保護する為に、ヘルメットのアゴひもをしっかりと締めた着用を義務付けます。使用ヘルメットが、使用上安全であると認められるものはJCF(日車連)公認の物でなくても使用を認めます。(但し、硬質外殻を持つヘルメットに限る)
- 全ての競技者は、主催者から用意されたゼッケン及び計測タグを指定の位置に取り付けることを義務付けます。
- ※衣装および車輌の装飾については、極端な突起物および走行上著しく操作を妨げる形状の装飾物を取り付けることは認めません。
仮装衣装は、ノースリーブや極端な露出の衣装を着用することを禁止します。
着用する衣装の丈の長さは、車輪巻き込み防止のため膝頭より上とし、走行時に本人を含む、周りの方へ危険を与えない事。
公式記録
- 競技記録は以下の手順にて公式記録となります。
- レース終了後、直ちに通告員より入賞対象選手またはチームを場内(ピットエリア)アナウンスします。同時にウェブサイトにて全てのレース結果を掲示します。
- 通告、掲示後10分経って意義申し立ての無い場合、競技結果は公式記録として確定します。
車両規定について
車両規定
- フリーホイール式であり、正常に作動するブレーキが前輪と後輪それぞれに装着されていること。
- サーキットでの高速走行に耐える強度を備え、よく整備された自転車であること。
- ディスクブレーキの使用を認めます。
- 電動アシスト付自転車、タンデム車、ピスト(固定ギア)は出場できません。
ホイールについて
- ディスクホイールはパフォーマンス目的での利用に限り使用可能とします。集団走行での使用は認められません。
- バトンホイール・スピナジーの使用は認められません。
ハンドルについて
- トライアスロンバー、DHバー、アタッチメントバー、ブルホーンバーの使用は認められません。
- フラットハンドルバーのエンドバーは認めますが、エンドバーを本来の目的以外に使用する事を禁止します。
カメラについて
- スポーツ用の市販小型カメラで、取付具は自転車で使用するために設計された市販品に限ります。
- 取付はハンドル/サドルのみとしハンドルの上端、前端、幅を超えないこと。
- 後部はサドルの後端を超えないこと。
- 落車の際に選手本人や他の選手に危害を及ぼす可能性がある位置や装着方法は認めません。
- 撮影した映像・画像は営利目的やほかの参加者の迷惑や大会運営の妨げになるような使用は禁止です。
その他付属品など
- センタースタンド以外の、1本足スタンドは必ず外して走行してください。
- ボトル、スペアータイヤ、修理用具等を携帯できますが、ガラス容器その他危険物を携帯してはいけません。
- 競技に不要で危険を及ぼす可能性のある部品は取外すこと。
ライト・リフレクター・ミラー・カゴ・泥除け・ベル・鍵・荷台・スタンド・ハンドルに取り付けるボトルホルダーなど
- 装着可能な物
サイクルボトル・ボトルゲージ・サイクルコンピューター・サドルバック・携帯用空気入れ・サドル後方のボトルゲージ・ツールボトル
- ※ミラーは10㎝以下で飛散しない材質のこと(ガラス禁止)。但し、集団走行をする(可能性がある)場合は、装着不可です。
- 通信機器(トランシーバー等)を使用する場合は、片耳イヤホンとし走行中の操作を禁止します。なお、会話に集中しすぎ、走行に際して注意散漫にならない様にすること。
走行中の禁止事項
- レース・試走にかかわらず走行中のビデオ、カメラ、携帯電話などを操作、携帯プレーヤー等で音楽を聴きながらの走行は禁止です。 コース脇に止まっての写真撮影や携帯電話の使用も禁止です。
- ※車両規定や禁止事項の違反、装備の使用方法が本来の目的以外の使い方で車両規定違反と判断した場合は、審判長の判断により走行禁止や規制を加えられる場合があります。
- ※自転車や装備について詳細は大会事務局までお問い合わせください。
自転車
ロード
通常ロードレーサーと呼ばれる車種全般とドロップハンドルを装着した車種とします。このカテゴリーへのクロスバイク、MTBでの参加もOKです。その場合タイヤサイズの規制及びフラットハンドルバー使用の規制はありません。フラットバー
クロスバイク、MTBなどフラットハンドル付の自転車。車輪径とタイヤの太さの制限はありません。エンドバーの使用は認めますが、緊急時のブレーキ操作が可能なブレーキレバーを装着した自転車のみとします。スリックタイヤの使用は可能です。ミニ(小径車)
前後の車輪径が22インチ以下のドロップハンドル以外のスポーツ車であれば基本的に車種や変速機の制限は設けません。ただし、高速走行に耐えうる十分な強度を備えた自転車であること。※ミニのドロップハンドルはロードクラスとなります。
リカンベント
リクライニングポジションで乗車する、リカンベントタイプの自転車です。カウリング付きも認めますが、単独で乗り降りが可能な形状のみとします。※目印となるフラッグを装着すること。
ママチャリ
前カゴ、泥除け付きの通学用及び買い物用などに使用される一般市販の自転車(無改造車)。変速機付の場合は内装仕様のみ認めます(外装変速機は禁止)- ※ペダル(足の固定)、スリックタイヤ、ハンドル、サドルなどの交換や軽量化など速くする為に手を加えることは禁止。
- ※装飾は可能であるが、極端な突起物および走行上著しく操作を妨げる形状の装飾物は禁止。
自転車の点検・整備について
メカニックサービスはレースに出走するための緊急対応のみとなりますので、整備不良車、個人で部品交換をした不具合と判断されるものやレース出走後のトラブル対応や調整・整備はお断りさせていただいております。
大会前にはサイクルショップにて事前点検を
本大会で使用する自転車は各自の責任で必ず事前に点検・整備を済ませることが必須となります。過去の大会においても、事前に点検・整備を怠ったため、タイヤの劣化によるパンク、変速機の不調、変速機やブレーキ等のワイヤーの切断などもみられました。普段あまり乗られない方は特にこの機会にサイクルショップで点検を受けしっかり整備された自転車でご参加ください。
メカニックブース
レース直前の緊急トラブル時にはメカニックサービスが対応
本大会では緊急トラブルに備えて応急処置を施すメカニックサービスを準備しております。緊急処置のため、自転車に傷、汚れがつくこともありますがご了承ください。また応急処置となりますので後日サイクルショップで再点検・整備などを行うことをお勧めします。部品交換が必要な場合は有償
部品交換が必要な場合は部品代のみ有償となります。交換部品や対応する工具がない場合もあります。あらかじめご了承ください。- ※メカニックサービスはレースに出走するための緊急対応のみとなりますので、整備不良車やレース出走後のトラブル対応や調整・整備はお断りさせていただいております。