RACE

8時間、4時間、アタック240の3種目で約4000人がのびのび走った!

チームで長丁場を戦い抜く8時間エンデューロ、様々な車種別クラスやメンバー別クラスがある4時間エンデューロ、ソロで8時間以内にサーキット40周の完走を目指すアタック240——。今年のスズカでもこの定番の3種目が行われました。昨年と違って天気はよかったものの、朝から風が強く、ホームストレートが向かい風というコンディション。それでも全クラス合わせて約4000人の選手たちは招待選手の先導でローリングスタートを切りました。

8時間エンデューロとアタック240のトップ選手は同じ先頭集団で走り、ハイペースで周回を重ねていきました。いずれのレースもサバイバルの様相を呈し、アタック240はスタートから4時間ぐらいまでに先頭集団が10人以下に絞られ、30周目にディフェンディングチャンピオンの井上亮選手が一人抜け出すことに成功。そのまま独走を続けて連覇を果たしました。

8時間エンデューロは、最終版までに総合優勝争いはロードチームの3チームに絞られ、最終周回ではこの種目の表彰台常連チームのnerebaniとmkwの最終走者同士のマッチレースとなりました。勝負はスプリントに持ち込まれ、nerebaniが昨年2位の雪辱を果たす優勝を決めました。

4時間エンデューロは、ロードソロ、ロードチーム、フラットバー・リカンベント、男女混合、ママチャリ、ファミリー、WOMENの7クラスに分かれてレースを行い、ロードソロは年代別優勝者の表彰も行われました。それぞれのカテゴリーの上位選手は表彰台を目指して真剣勝負を繰り広げました。

各クラスとも上位陣以外の選手は、自己ベストを目指したり、仲間とワイワイ楽しそうに過ごし、自分の出番を終えると仲間の応援をするスズカ8時間エンデューロらしい和気あいあいとしたシーンが至るところで見られました。中にはチームで仮装を楽しみ、パフォーマンス賞を狙いながら走るチームもありました。



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