優勝インタビュー
INTERVIEW
スズカ8時間エンデューロの参加者に会場でインタビュー。参加した理由やどういう風にスズカを楽しんでいるかについて、生の声をお伝えします。また、勝利を手にしたばかりの優勝者の皆さんにも、当日の作戦やうまく言ったこと、行かなかったこと、今後の目標についてお話しをうかがいました。8時間エンデューロ
ロードチーム 45+ 優勝
ぴっとレーシングチーム(鈴木宏彰選手/田平真也選手/宮嶋美規夫選手/榊原輝昭選手/井上大我選手)
チェーン落ちでのピンチを先行逃げ切り作戦の貯金が救い2連覇
この種目を昨年に続き制したぴっとレーシングチーム。今年の作戦は「先行逃げ切り」で第1走者の鈴木選手、第2走者の井上選手が、まだ集団の人数が多い時間帯を前方で展開し、リードを作ったものの、第3走者の田平選手がチェーン落ちのトラブルに見舞われ、後続のチームとの差を詰まる最大のピンチに。続く榊原選手、宮嶋選手がリードを保ち、最終的には後続に6分以上の差を付けて優勝しました。このチームは井上選手が店長を務めるサイクルぴっとイノウエの練習会仲間で、日ごろから一緒に走ってチームワークも抜群。今回もチームワークが発揮されました。
「来年は3連覇を目指します!」
8時間エンデューロ
男女混合 優勝
みえぎょら(古市篤彦選手/近藤ほのか選手/大西裕幸選手/中村拓真選手/天春雄也選手/谷誠也選手)
「フルガス」大作戦がはまり、2分差を逆転して優勝!
三重県在住のサイクリストでつくるみえぎょら。途中に1位と2分差が付いた局面があったものの、ここでフルガス大作戦を決行。中村選手が2周、古市選手が1周、近藤選手が30分というように6人全員が本気を出してラスト3周で追いつくことに成功。ラストはmkw勢2チームとの三つどもえの戦いになり、mkw勢が交互にアタックの波状攻撃を繰り広げるのを耐え抜き、スプリント勝負を制して優勝しました。
「男女混合は女子が1周だけ走るというチームが多い中、うちは近藤さんが3周もフルガスで走ってくれた。そのことに価値があるし、みんなのフルガスのおかげで優勝できたと思っている」と古市選手。
4時間エンデューロ
WOMEN 優勝
田中まさき選手
ゴキソホイールをレンタルしてぶっちぎり優勝!
雨のレースとなった昨年もこの大会に出場し、レース中にヘアピンで転倒してしまったという田中選手。今年は次の週に控えたツール・ド・おきなわの調整レースとして4時間WOMENに参加しました。「昨年の悪いイメージが残っているからか、やっぱりヘアピンを走るのは怖かった」と田中選手。今年は秘密兵器として、ゴキソのレンタルホイールでレースに臨んだそう。
「前から一度使ってみたいと思っていて、スズカでレンタルできると知ってWEBで予約しました。平地や下りでものすごくスムーズに転がるので感動しました」。
レースは2位に2周差を付けるぶっちぎりの優勝。「勝てたのはホイールのおかげもあるかも!」と勝因を振り返りました。
アタック240
60歳以上 優勝
中谷好孝選手
淡々とマイペースで走り、残り2周で大逆転
長距離を走るのが得意だという中谷選手。前回アタック240に出場したときは年齢別3位だったそうで、今回は優勝が目標。序盤は3位、中盤以降は2位で、なかなか上位との差が詰まらなかったそうですが、残り4周時点で仲間から「トップとの差が縮んできている」との情報が。ラスト2周でトップの選手をかわして見事に優勝しました。勝因についてうかがうと「普段は和歌山から白浜まで往復200km走るなど、長距離トレーニングしますが、今回特別なことはせず、いつも通り臨み、淡々とマイペースを保ったのがよかったのかも」と中谷さん。











