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安全対策に役立つイベント、お楽しみイベントなど、レース以外の催しも充実

安全に走るためのイベント

ロードレース講習会

朝の試走時間に行われるロードレース講習会。主に初心者を対象に走行前の自転車点検の仕方、レース会場の鈴鹿サーキットの危険箇所や安全な走り方について、マトリックスパワータグのベテラン・真鍋和幸さんと永良大誠さんがレクチャーしました。
真鍋さんは「サーキットの下りはスピードが出るが、人間怖いと感じると体がすくむ。そんな時は声を出すとリラックスできる」とアドバイス。早朝にもかかわらず100人近い参加者があり、初出場するという女性参加者は「レースも初めてなので、こういうイベントがあってよかった。レースも楽しみたい」と話してくれました。

メカニック

会場に自転車を輸送するときや試走・レース中に自転車がトラブルに見舞われたとき、頼りになるのがメカニック。「レース前には大会規定で禁止されているスタンドの取り外しを依頼する方が多かった」とチーフメカニックの塩谷隆行さん。
「自転車は命を預ける乗り物なので、安心してレースを楽しむには、レース前に行きつけのお店で自転車を点検・整備してもらうのがベスト」とこれから参加される方にアドバイスをいただきました。

レース以外のお楽しみイベント

バザール/試乗

スズカ8時間エンデューロはレース以外のサブイベントも充実。 自転車関係の代理店やメーカーなどがブース出展するバザールもそのひとつです。
自転車やホイール、ヘルメット、アイウェア、アパレルなどが展示され、多くは試乗や試着もできます。予約制でドライブトレインの無料洗浄を行ったり、ワンコインのマッサージなどもあり、終日大賑わいでした。
レースに参加しなくてもバザールに来るという方もいて、その人気ぶりがうかがえました。

スポーツグラスフィッティング

ライド中に目を保護するアイウェアを正しく装着してもらおうと、大阪のスポーツサングラスプロショップ眼'zの井上好広さんが毎年来場。手持ちのアイウェアのフィッティングを行って正しく装着できるようにするほか、それぞれの骨格に合わせてよりフィットするアイウェアを探すための試着や相談にも乗っています。
「自転車のアイウェアは単なるファッションアイテムではないので、なるべく顔にフィットさせつつ、当たって欲しくないところには当たらない絶妙のフィット感を出すことが重要。気になることがあれば相談に来てください」と井上さん。

じゃんけん大会/抽選会

レース終了後にもお楽しみイベントがあります。4時間エンデューロ終了後はじゃんけん大会、8時間エンデューロ終了後には抽選会が開催されました。じゃんけん大会は誰でも参加でき、ステージ上のマトリックス・パワータグの選手や招待選手とじゃんけんして勝ち残った方が豪華賞品をゲットできるシステム。抽選会は、事前に参加賞に付いてくる抽選券を抽選箱に入れた人が参加できます。
賞品はサドルやステムなどの軽量パーツ、ホイールなどの豪華賞品が盛りだくさんで、じゃんけん大会も抽選会も多くの人に参加いただきましたが、8時間エンデューロ終了後に雨が降り始め、抽選会は雨の中で行われました。参加者はピットの屋根など雨の当たらないところに待機し、最後の最後まで豪華賞品の当選を楽しみにしながら、当選番号が読み上げられるたびに一喜一憂していました。

大会を盛り上げるトピックス

MC

今年はサイクルライフナビゲーターの絹代さんとスポーツMC REALのMC アケこと竹内明美さんのコンビが大会MCを務めました。
絹代さんはメイン実況のほか、バザールからもレポートするなど精力的に活動。「今年は子どもがのびのび走っている姿が印象に残った。ミニベロの参加者も多くて、改めてどんな自転車でも楽しめる大会なんだなと感じた」とのこと。
一方、アケさんは2017年春以来8年ぶりのスズカのMC。「参加者に自転車が好きって共通点があって、老若男女が垣根を越えて楽しんでいるのが印象的だった。個人的にはアタック240にいつかチャレンジしてみたい」と笑顔で話してくれました。

レース速報(LAP CLIP)

各チームや選手のラップタイムのほか、順位の途中経過やリザルトがスマートフォンなどからリアルタイムでチェックできる「LAP CLIP」。選手がフィニッシュラインを通過するとすぐに周回数に反映される情報更新のスピードも魅力で、特にチームで走る選手には交代のタイミングを計るのに便利との声が聞かれました。
スズカ8時間エンデューロだけでなく、このサービスを利用できるレースが増えており、参加者の間でもすっかりサービスは定着している様子でした。


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