参加者の声

優勝インタビュー 参加者インタビュー

吹き荒れる風にも負けず懸命に走り抜いた一日!
達成感あふれる笑顔がキラキラ輝く仲間たち

ロードバイクはもちろん、ママチャリ、小径車、クロスバイク、リカンベントなど…それぞれの愛車にまたがり、広大な鈴鹿サーキットを舞台に駆け回った第18回スズカ8時間エンデューロ・秋sp。大会前日は雨模様で天候が心配されていましたが、大会当日は雨も上がり思い切り楽しめた一日となりました。表彰台の頂点を目指して日々トレーニングを積み重ねてきた猛者たち、気のあう仲間とお祭り気分を楽しみながらワイワイ走るチーム、親子で力を合わせて最後まで走り抜く家族…レース会場には幾つもの楽しい思い出が生まれたことでしょう。みなさんで一緒に笑顔あふれる思い出を振り返ってみませんか?

4時間エンデューロ 総合優勝

作戦が見事にはまり4時間総合優勝の栄冠に輝く

チーム名:チームヤマシゲ(山田 大嗣選手・神田 武彦選手・水野 勝仁選手・加島 崇史選手)

秋の4時間エンデューロでは過去4回挑戦し、2位が最高だったチームヤマシゲ。今回の目標はもちろん優勝でした。
過去の経験から、レースの勝敗が決まる後半に脚がフレッシュな選手を残すことを考え、第1走者と第2走者がなるべく長く走る作戦を立てたとのこと。さらに最終走者にはシマノ鈴鹿ロードでも優勝経験のあるスプリンターを投入し、スプリント争いに備えました。最終局面で総合争いは3チームとソロ1人によるスプリント勝負になり、作戦が見事にはまった形になりました。
「土日に集まって練習し、チームワークで勝利することができました!」と喜び爆発させながら語ってくれた選手の皆さん。表彰式で賞金の使い道について聞かれると、「メンバーで分けた残りは忘年会に回します!」と宣言し、サポーターや仲間から歓声が上がりました。

4時間エンデューロ フラットバー 優勝

春spに続きフラットバーで連覇達成!

チーム名:SAKAI★RACING(藤井 芳則選手・桂山 尚也選手・田山 秀嗣選手・清水 康晃選手)

4時間エンデューロ・フラットバー部門で見事優勝に輝いたのは、SAKAI★RACINGのみなさん。今年の春spの優勝に続き、秋spで二連覇を達成されました。記録は24周回、最後までトップの座を譲らず走り抜きましたが、実はちょっとしたハプニングがあったと話すリーダーの藤井選手。「ずっと1位をキープして2位との差も4分くらい開いて余裕があったんですが、実は途中でピットを間違えてしまい差が1分くらいに縮まって焦りました」サーキットコースに吹き荒れる風にも負けず、早めに交代を繰り返しながら何とかトップを守りきりフィニッシュ!
「実は今回出場出来なかったメンバーがいて、彼から“優勝して!”と言われていたので気合いを入れて臨みました」と藤井選手。合宿でトレーニングを積み重ねてきたというSAKAI★RACINGのみなさん、次回もぜひ連覇を目指して挑戦してください!

4時間エンデューロ 男女混合 優勝

2回目のチャレンジで見事表彰台のトップへ!

チーム名:ダイモンレーシング(矢田 哲也選手・冨田 理歩選手・小原 賢介選手・越山 和幸選手)

今年の春spで8時間エンデューロ・男女混合に初挑戦し、惜しくも4位で表彰台を逃したというダイモンレーシングのみなさん。今大会では見事リベンジを果たし表彰台のトップに登り詰めました。実はこちらのチームもピット交代でミスをしてしまい、途中でかなり順位を落としてしまったそうです。「春の大会でも交代ミスをしてしまっていたので注意しよう!とみんなで話していたんです。今回もミスを繰り返してしまって諦めかけたんですが、“行けるとこまで行こう!”と奮起して最後まで頑張りました!」とリーダーの矢田選手。
アンカーを務めたのはチームの紅一点・冨田選手。交代時点では2位だったという同チーム、なんと冨田選手が最後に巻き返しての優勝でした。しかも冨田選手は今大会が初レースというのですから驚きです!「今回は冨田選手を表彰台に!というのがテーマ」だったというダイモンレーシング、優勝おめでとうございます!

トロッフェ・バラッキ 優勝

初コンビで初優勝を達成した実業団チーム!

チーム名:フィッツ(高橋 伸成選手・香西 真介選手)

10周回を二人で前後交代しながら共に走り、ゴールタイムを競うトロッフェ・バラッキ。今大会で優勝に輝いたのは初コンビというチーム“フィッツ”の騠橋選手と香西選手でした。
トロッフェ・バラッキ初優勝の感想を伺ってみると「勝ちたい!という気持ちは強かったですが、正直言って自信はなかったですね。今日は風が強くて大変でしたが、なんとかマイペースで最後まで走ることができました」と、爽やかな笑顔で答えてくれた騠橋選手。香西選手は「本当に風が強くてまっすぐ走るのも難しいくらいでしたが、騠橋選手とは普段から同じ実業団のTT(タイムトライアル)チームで一緒にトレーニングしていることもあり脚もしっかりできていたので、最後まで走りきることができました!」普段からトレーニングを積み重ね息もピッタリというお二人。ぜひ来年も優勝して連覇を狙ってください!

8時間エンデューロ 総合優勝

三河地方の精鋭たちが8時間総合を制する

チーム名:MKWらーめん部(森崎 英登選手・大東 安弘選手・湯浦 裕貴選手・河田 恭司郎選手・井村 彰悟選手・岸本 伊織選手)

モノトーンのチームジャージがプロトン(表彰ステージ)で目立っていたMKW。謎のチーム名は愛知県の三河(MiKaWa)地方にちなんでおり、文字通り同地方の練習仲間で作ったチームです。夏のシマノ鈴鹿ロードでも5ステージ・スズカの個人総合・チーム総合を2年連続で制しており、その勢いのまま秋のスズカ8時間エンデューロに2チームを送り込む必勝態勢で臨みました。
レース中盤、もう1チームのmkw(裏)が逃げを打って集団を30秒ほどリード。MKWラーメン部も同チームにブリッジし、最後はスプリント勝負を制して8時間総合とロードの部の優勝を果たしました。果敢に逃げを打ったmkw(裏)も3位に入り、両チームで8時間総合の賞金を計37万円荒稼ぎ(?)しました。
「各選手が自分の役割を果たせたことが勝因。来年、連覇を目指したい!」とチーム員一同力強く語ってくれました。

8時間エンデューロ ロード ソロ 優勝

昨年の秋spに続いて2度目の優勝!

チーム名:帝都舗道(萩原 啓選手)

8時間をたった一人で走りきるというソロ部門を征したのは、昨年の秋spで初優勝を飾った萩原選手でした。最後は8時間の約2分前に計測ラインに滑り込み、その結果2位との差を1周回つけて見事優勝!「走っている間は2位との差がわからず不安でしたが、優勝できてよかったです!」
レース後半の4時間は最後まで1位をキープし続けていた萩原選手。今回の勝因について伺ってみると「動いたのはレース中盤にあるピット封鎖のタイミングでした。そこで先頭集団にうまく残れたのがよかったと思います」と嬉しそうに答えてくれました。「ゴールした瞬間は8時間の疲労が溜まっていて倒れそうになっていました。昨年の優勝インタビューで“連覇を狙います!”とうっかり言ってしまったので…優勝できてホッとしました」と、ユニークなコメントを残してくれた萩原選手、8時間ロード・ソロ連覇達成おめでとうございます!