事前の週間予報では、今年のスズカ8時間エンデューロ秋spの開催日の予報はずっと傘マーク。「雨のレースはイヤだ!」という参加者の皆さんの思いが通じたのか、直前には予報も好転。レース当日は朝まで雨が残ったものの、スタート時には雨が上がりました。
午前7時30分、天気の回復を待ちわびたように、続々と選手たちがスタート地点に集合。ホームストレート前方に8時間エンデューロの選手、その後ろに4時間エンデューロの選手が並び、シケイン手前から第1コーナー付近まで選手で埋め尽くされました。選手たちの自転車もロードバイクだけでなく、小径車やママチャリなどもあり、自転車の祭典といわれるスズカ8時間エンデューロを象徴するスタート前の光景が見られました。
午前8時、鈴鹿サーキットのシグナルが青色になると同時に8時間エンデューロの選手たちがスタートし、長い長いレースの幕が開きました。3分後には4時間エンデューロの選手たちもスタート。程なく8時間エンデューロの先頭集団が戻ってくると、以後は8時間エンデューロのレース終了まで切れ目なく選手がコースを走る姿が見られました。
この日は真冬を思わせる強い風が吹き、気温もそれほど上がらない過酷なコンディションでしたが、8時間と4時間の先頭集団はそんなことを感じさせない力強い走りで周回を重ねました。それ以外の選手も、周囲の脚の合う選手と集団を作って、お互いに協調して走る場面が見られました。パフォーマンス賞ねらいの選手は、衣装やバイクの装飾が風を受けてつらいかと思いきや、ホームストレートではギャラリーの声援に応えながらMCにアピールする場面も見られました。
4時間エンデューロの選手がフィニッシュを迎えると、2人1組でサーキットを10周するトロッフェ・バラッキがスタート。続々とコースインするこのカテゴリーの選手たちは、TTバイクやワンピースなど本格的な機材を投入する本気モードの選手もいましたが、多くは普通のロードバイクで参戦。男女ペアや女性ペアも完走を目指しました。
午後4時、長かった8時間エンデューロがフィニッシュの時を迎えると、続々と選手たちがゴール。その表情には、長丁場を乗り切った安堵と充実感が色濃く表れていました。一般の最終走者がフィニッシュすると、パフォーマンス賞ねらいの選手たちがチームでまとまってホームストレートをパレード。最後まで大会を盛り上げるショーマンぶりを発揮してくれました。
レース以外のイベントが充実しているのもスズカ8時間エンデューロの特徴。特に自転車関連メーカーが出展したサイクルバザールは、最新モデルの自転車や自転車用品が展示され、試乗や試着などのお試しができるブースも多く大盛況。会場特別価格での物販も人気を集めました。マッサージやアイウェアのフィッティングサービスも無料で受けられるとあって人気を集めました。
大会を締めくくる抽選会では、自転車やホテルのペア宿泊券など豪華賞品が続々登場。表彰ステージから数十メートル先まで埋め尽くす大観衆が、MCの当選発表に一喜一憂し、最後の賞品の当選者が決まるまで会場のボルテージは上がり続けました。
こうして、第18回スズカ8時間エンデューロ秋spは大盛況のうちに幕を下ろしました。
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〈オールスポーツコミュニティ〉
●イベントID E610412
●写真掲載ページ http://allsports.jp/event/00505588.html
主 催
スズカ8時間エンデューロ実行委員会企画・運営
株式会社マトリックス協 賛(50音順・敬称略)
アステージ株式会社 ASTRO PRODUCTS RGTエンタープライズ イナーメ・スポーツアロマ 株式会社岩井商会 株式会社インターマックス 株式会社ヴィプロス AVEDIO apt' & NAROO MASK 株式会社オージーケーカブト CARBONDRY JAPAN 眼'ズ CUBE BIKES 株式会社キルシュベルク COLNAGO GOKISO GoMore サンボルト株式会社 株式会社シャークウォッチジャパン スポーツキッド |
ダイレクトカーズ ダンロップ アイウェアー 東京サンエス株式会社 株式会社ドウシシャ ナスコ株式会社 株式会社ネックス パイオニア株式会社 Panaracer BIKOT VALETTE 株式会社隼(アスリチューン) FOCUS・corratec フォーチュン FOOT MAX BROMPTON ポディウム MAVIC MERIDA WAKO'S |
協 力
三重県自転車競技連盟 株式会社モビリティランド NPO法人坂本ボディコンディショニングファクトリー |
サイクルショップKintarou 株式会社キャパクリエイション |