日本最大級のエンデューロの祭典「第23回スズカ8時間エンデューロ」が2022年11月12日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで開かれました。今年は11月とは思えない暖かさに恵まれ、風も穏やかな小春日和の好日となり、約3600人が思い思いのペースでサーキットを走りました。昨年同様、入場時の検温や手指消毒の実施とマスク着用の呼びかけ、リザルトの掲示の代わりにラップクリップを活用するなど新型コロナウイルス感染症対策を行った上での開催となりましたが、昨年は実施しなかった表彰式や抽選会は再開。ウィズコロナ時代を象徴するスズカ8時間エンデューロとなりました。

レース
6時間と4時間の2部門で開催。表彰式やパフォーマンス賞を再開

レースは6時間、4時間の2カテゴリーで開催。6時間はソロ、ロードチーム、男女混合の3クラス、4時間はソロ、ロードチーム、男女混合、ファミリー、WOMENの5クラスに分かれて行われました。先頭集団はロードレースさながらのハイペースで、それ以外の参加者も脚の合う人達同士でローテーションを行いながら走る場面が見られました。6時間、4時間のカテゴリーとも、競技時間を過ぎてフィニッシュラインに戻ってくる選手たちの表情はたっぷりサーキットを走った充実感にあふれているように見えました。また、パフォーマンス賞が復活したため仮装しながら走る人も増え、レース後の表彰式も今年は実施するなど、いつものスズカ8時間エンデューロの姿に戻りつつあることを感じさせました。

サブイベント
バザールの出展数が増え、抽選会も復活！ 会場のにぎわいが戻る

サブイベントも大盛況！ 大会に協賛する自転車関係企業や代理店などがブースを出展するサイクルバザールは、20を越えるブースが出展し、昨年より規模を拡大。最新モデルのロードバイクやグラベルバイク、ホイールなどの試乗、ヘルメットやシューズの試着、ウェアやパーツなどの大会特別価格での販売などが行われました。
このほか、スポーツアロママッサージ、予約制の洗車サービスやホイールに関するセミナーをはじめ製品に関する独自イベントなどもあり、バラエティに富んだ内容となりました。10年近く続くアイウェアのフィッティングサービスは、アイウェアを新調するたびに訪れるリピーターもいるほどで、今年も好評でした。会場には試乗や試着、買い物を目当てに多くの参加者が訪れ、会場全体に賑わいが戻りました。
表彰式に続き、豪華賞品が当たる人気イベント・抽選会も4時間終了後と6時間終了後の2回実施。参加者の人垣がステージ付近からはるか後方までつながるほど多くの方に参加いただきました。豪華賞品の行方を巡り、会場のボルテージも大いに高まり、大盛況のうちに大会は幕を下ろしました。

大会の写真を販売！

第23回スズカ8時間エンデューロの写真を〈オールスポーツコミュニティ〉で販売いたします。詳細は下記のサイトをご覧ください。
●掲載ページはこちら（イベントID：E1242747）
●告知チラシ（pdf）はこちら